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July 17, 2005

蒲公英草紙―常野物語

蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸
集英社 (2005/06)
売り上げランキング: 1,064


毎回面白くて素晴らしいなあと思います、恩田さんの本。直木賞逃したのは残念だったけど、あまりハクが付かない方が嬉しいなあ、なんとなく。(笑)
今回の本も例に漏れずすごく面白くて時間を忘れて読んでしまいました。光の帝国の続編にあたるのですが、話自体は全く別のものになっているのでこの本だけでも十分楽しめる。かくいう私も光の帝国は大分前に読んだので殆ど覚えてませんが、すごく面白かったです。でも実家から持ってきましたよ光の帝国のほうも。後で読もうと思います。(笑)それくらい今回のも面白かった。
時代背景が古くて、明治初期。けれどあの時代背景も踏まえつつひとりの少女の眼差しを通してすごく美しい世界として構成されてる物語だったと思う。恩田さんお得意の、「過去の話」。恩田さんの書き出す、情緒とか世界とかに酷く感動してしまいます。憧れに似た感動というか。うつくしくてミステリアスなものに憧れ、少し怖いと思う少女の感情が良く伝わってくるなあと思いますね、毎回ですが。そして今回のは世界観を踏まえた語りがすごく雰囲気があって素敵です。もともと、ああいった物語調の語りはあまり好みじゃないのですが(児童書とかに良くあるアレです)これは素晴らしかった。
これも恩田さん好きなら外れのない本。是非読んで欲しいです。

集英社「蒲公英草紙」のページ

投稿者 miya : July 17, 2005 02:37 PM | [ 活字中毒 ] | トラックバック

Comment

TBありがとうございました。『ディックの本棚』のディックです。
本書は明治時代の雰囲気もよく出ていて楽しめました。
パソコンの中から『光の帝国』の感想をひっぱりだしてきまして、本日投稿予定です。
しゃれた写真の多い、楽しいブログですね。
今後とも、よろしくお願いいたします。

Posted by: ディック : July 18, 2005 09:47 AM

こちらこそコメントどうも有難う御座います。
雰囲気の良い本でしたよね!
光の帝国の方、そちらの感想拝見致しました!
続きものとは言えど蒲公英草紙とはまた
違った作品ですよね。
素敵な世界観なので、こういう続き方はとても好みだったり。
ブログ、他のエントリーも見て下さって
有難う御座います!写真は結構さぼりがちですが(笑)
こちらこそ宜しくお願い致しますー。

Posted by: みや : July 18, 2005 11:59 PM

初めまして。つい最近恩田陸さんの「蒲公英草紙」を読みました。常野の物語は一番好きなシリーズの一つで、だからこそわくわくしながら読みました。情景がとても綺麗で、読み終えた途端に綺麗な印象が残りましたです。この話、良いですよねー。
ある意味泣ける話でもあるのですが、恩田さんの小説の場合はそれ以上の読後感があると思います。
私も、この本を読んだ後は「光の国」を再読したくなりました。こうやって何度も読み返すというのも、楽しいです。

TBさせていただきました。よろしくお願いいたします。

Posted by: 千秋あき : November 25, 2005 11:31 PM

はじめまして、TBとコメント有難う御座います。
感動もの、とも違うファンタジー小説というカテゴリともちょっと違う。不思議な感覚の本でしたよね。
このふわふわした読後感は独特で、ちょっとやみつきになってしまうような。
恩田さんのこのシリーズにはそんな印象があります。
世界観構築が本当に上手いですよね…!

ブログも拝見致しました。
加納朋子も好きながら未読が多いので
そちらのブログで見てすごくまた読みたくなってしまいましたー。
ぜひぜひ、こちらからも。宜しくお願い致します。

Posted by: みや : November 30, 2005 01:18 AM

Good blog! I like your posting style, so your wording. It's good that people are so different and everyone has his own story.

Posted by: Calling cards deals : April 29, 2006 10:05 PM










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